サイコパスが正解かと

今日もネタバレだからな!

見てないけど2023年クレしん映画、弱者男性に刺さってるようですね。

映画の野原ひろしは開始当初のキャラ付けとして、情けない系おじさんだけど家族のためなら頑張っちゃうよ!てきな親しみやすさで売ってたと思うんだけど、それから幾星霜、今の時代見渡してみたら完全に勝ち組おやじだからな。その自覚もないまま鬱入ってる負け組おっさんにガンバレ言うとかもう、今すぐ首吊って死ね言ってるのと同じなんだよなあ。あ、ご存知とは思うけど、鬱にガンバレは禁句です。

で思い出したのが怪作アニメ『おねがいマイメロディ』。

功罪の功としてはマイメロの知名度を爆上げしたことだね。マイメロちゃんサンリオ人気投票の上位常連の地位までのし上がったし、あのキティ先輩を押しのけて一位をキープしてた時期もあったからな。サンリオとかよくわかんねーけどアニメは面白いから見るぜ、からの、マイメロだけは知ってるおじさん達が娘や姪っ子のお土産に買うのはマイメログッズ、みたいな影響があったんだろうと。まあそれはいいだろう、アニメの効果確かにあったてことで。

罪のほうは「マイメロ」でぐぐると候補に「メンヘラ」て出ちゃうようになったことだわな。ギャグアニメとしては良くできてたんだが視聴者が「マイメロこれメンヘラじゃん……」と思っちゃうような脚本だったってわけよ。有名ブロガーか何かが火に油注いだ面もあったようですが前提にアニメがあったはずなので、根本原因はアニメ。

でもサンリオ側もきりみちゃんみたいなキモウザダサいキャラお出ししたりするし、キャラに幅持たせるためや知名度の前にはメンヘラ認定の如きは気にしないのかも?とか思ったりもしてみたが『みゅーくるドリーミー』が毒にも薬にもならないアニメだったところを見ると、さすがに駄目か笑。おかげさまでみゅーちゃんのほうはヤベー奴扱いこそされなかったかも知れないが、インパクトも特にないから販促にもならなかったんじゃ。加減が難しいねえ。アグレッシブ烈子なんかは色んなものが明確でいいけど知名度的にはそれ程でもなさそうだし、実際どの程度稼いでるんでしょうねあれ。

正確にはマイメロみたいのはサイコパスだと思うんだけどマイメロ女子たちの語彙にそれはなかったので、ちょっと違うけど精神が普通じゃない表現としてメンヘラが出てきたものかと思われます。

だからネタバレつってんだろだけど、マイメロって無自覚無意識で悪さ働いてるんだけど全部間が悪いクロミのせいにされてしまってて、クロミ完全に被害者なのに誰もそれに気付かずクロミは悪い子マイメロちゃんはいい子よねみたいな風評になってるていう、ギャグアニメにしてもちと笑えないかんじのサイコパスなんだわ。確かにいるよこういう奴、て納得しちゃうキャラ付けだったから皆そうかそうか、て納得しながらあのアニメ見てたんだろうと思う。マイメロのママもこの母にしてこの娘ありってかんじだったしな笑。

おかげでクロミに同情票が集まって、アニメオリジナルキャラであるにも関わらずサンリオキャラクターとして逆輸入されたくらい人気出たのはまあ、功か。クロミが断罪されてるケースほぼマイメロによる冤罪か柊先輩に教唆されただけだし、単にラックの値が低いだけでただのカワイイ惚れっぽい乙女脳だもんな。ああ柊先輩あれもサイコパスか。

統計的には成功した社長にはサイコパスが多いらしいけど、マイメロこれ典型なんだよ。非難されるべきを自覚してないから本当に自分の罪に気づいてないタイプで周囲も気づかないもんだから社会的地位は高めていう。で、もしかして今となっては、野原ひろしもサイコパスに分類されるべきキャラになってしまったのかも知れない……世知辛い時代ですね。

うたわれるものロストフラグやってみた

うたわれ20周年
二人の白皇アニメ完結
モノクロームメビウス発売
義賊探偵ノスリ発売
ロスフラ3周年

2022年9月も終わる頃、アクアプラスのだいぶ社運賭けたっぽいムーブを見かけたわけですよ。
ひょっとせんでも二度とはないくらいの超絶リセマラタイミングなのでは??
てことで10月頭から3ヶ月ほど、完全無視してたロスフラをやってみることに。もちろん無課金です前記事を読むんだ。

ていうか攻略系サイトが滅んでて参考にできるとこがないよ!虚無ゲーすぎてみんな撤退したようです。つまりゲームとしてはうん、お察しください。

まあ課金無課金関わりなくスマホゲなんてのは

人権を引く。引けるまで引く。
クソゲーする(動詞)。
半年後には環境のインフレについていけなくなるので引く。
引けなかったら引退。
引けたらそのアカで続ける。
繰り返し。

なクソゲー(名詞)がデフォだから、余程のことがない限り続かないです。ロスフラも今後ログインするかどうかもわからんけど、ここで始めなきゃいつ始めるよってタイミングだったのは間違いないよ。これを読んでいる時点で始めるには遅きに失しています、ゲームとして遊ぶ気が少しでもあるなら周年せめて半周年まで待つのが得策です。親会社変わったからこれまでの通例が通じるかはわからんけど。ストーリーだけ読めりゃ良いとか何となくイラストが好みとかって向きはいつ始めてもおけ。

そうは言ってもCSの出来売上のほうも。弱小企業だからしゃないのだが。期待してたであろう中国市場もコロナでグダグダだし、タイミング悪かったね。取り戻すの難しいね、時代だね。あと誰も言わないから言うけどモノメビの絵師さん中国の若いもんだよね?下手なわけじゃないんだが、むしろくそ上手だけど、特にロスフラについては本国で要求される内容と違いすぎて四苦八苦してる感が絵に出ちゃってるていうか。日本人絵師だったとしても対中国用の絵だろこれ。

私のは男しか引けないアカなので物凄く引きがいいってわけじゃないんですけど、オンヴィタイカヤンは引けるわけなので一応は人権です。若ムネチカとホノカさんを除いてこの周年で引くべきキャラは引けてます。タイミング的にノーマルハクは引けなかったのですが、ライコウがあることには代えられないので。若オシュトル配布は太っ腹だったわ、物凄く強いってわけでもないけど初心者には有り難い、レベル60までは育てにゃならんけど。ガチ初心者だと1年で行けるか怪しいなっていうか、攻略サイトも頼れない現状、育てやすいキャラだって所からして認識できない可能性。1年後とか環境変わってるだろうしうーん、太っ腹でもないか。

今回最大のサプライズは、これで周年終わったろて油断してた年も押し詰まったところでマシロ様が来たことだったね!ついったとか阿鼻叫喚だったもよう、普通なら全弾尽きてるタイミングだよな。私?こんなこともあろうかと残しといた無料石でちゃんと引いたよ笑。セルランも10位までは確認しました、もっと行ったかも?

ロスフラは葉鍵時代のファンが金はあるが暇はないおっちゃんたちにクラスチェンジしている関係上、ここは引いとけ!て局面ではセルランが爆上がりする簡単なお仕事なので、集金装置としてうまいこと機能している様子。私みたいに無課金ちょいと噛んだみたいのは顧客のうちに入ってないんで。えげつない集金っぷりに笑ったわ、当面倒産はないね、良かったね。

これ来ちゃったら後ないじゃんサ終必至と言われてたのにマシロの件ですが。エヴァが引っ張りすぎていい加減にしろて怒られて庵野が慌てて畳んだの見ちゃったから、ハクハクオロに関しては急いで畳むことにしたのかもね。アニメでだいぶ改変したしロスフラでもフォロー入ったし、まあ畳んだんじゃないでしょうか。

私は小ネタでじゅうぶん笑かしてもらったから元から細かいこと気にしてないけど、ふたはくゲームの最後の方とか時間なかったんだか何だか、んん?てところ散見されたからな。ここのお話は理屈は全部合ってるんだが世の中理屈だけじゃないっていうかエッそれ誰得?が多い印象。もちろんそれが作風なんだが、泣かせるにしても雑さのほうが目について去ったも人結構いたろうなと。そういう雑さとか小ネタおけな人には良いけど、人選びすぎなのは気になるところ。読むうたわれも大部で活字苦手さんには無理だし、アニメも色々難しい時代、けっこうなコツがいると思うね。死ななけりゃ良しならまあこんなもんだけど、そうじゃないんだろうからなあ。

うたわれは総合的には、ハーレムだけど本妻とは善哉です、て路線で行くことにしたようですね。アクタミナギの未来も見えた。

ロスフラはifを描くもんなので何でもありなのは強い。アクタのほうはパイロットなので発掘した惑星開発用アベルカムル(笑うところです)を乗り換えてけば無限にインフレできるていうスマホゲに相応しいえげつない性能の主人公で好感が持てます(?)神なのはライディーンであってひびき洸じゃないんだけど、俺がガンダムなので神扱いでも差し支えないてところ突いてきた。
ていう妄想はただの私の脳内なのは明らか。最初からそのつもりなら声優は宮野にしたろ。ゾロ声の時点で剣客にする予定だったはず。そもそもスマホゲはつなぎのつもりだったんだろうけど物事そう予定通りにはいかんもんよね。もはやそんな路線変更しか残されてなさそうだと思ったのでここに思いつきを書いておきます。そこ行くにしても軽く数年かかりそうだが。色んな意味で当面サ終はないはずだけど、やっぱり塩漬けアカかも。

のでヘブバンもやらんといかんかと思ったんだがストレージに空きがないわ笑。良ゲーやれるに越したことはないけどクソゲーも美味しくいただける人なので内容とかどうでもいいにしても、スマホゲは大容量が困りもん。グーグルもプラットフォーム交代もありえるレベルの強力ライバル登場したし、いちいち全量ダウンロードとかアホな殿様商売やめてほしいもんだね。

ニンアカを盗まれた件

をいをいやめてくれよマジかよ。マジです。

オンゲのアカ盗難わりとあるよね。クレカ会社は保障してるから返金処理してくれるけど、ゲーム会社側が返金してもいいけどアカは閉じますみたいな、ゲーム人質に取るケースも見るし。私は基本ドジっ子属性なので今回みたいにどこで抜け作先生発揮するかわからんのよ。そういう面倒は無理です最初から課金とか考えない捨てても構わんようにしておく方針。ゲームに金払うのは物理的に存在するソフトを物理的に存在する店で買うときと決めてます。

てなわけでクレカ登録してない、買い物したことない、本名住所登録してない、googleとか他アカウントと連携してない、メアドは捨てアドで他の用途に使ってない、一つのゲームにのみ使用、課金0円という見事なまでに盗めるものが何もないアカだからな。ちと変わったシステムのメールで使い慣れなかったのと、ん?これ乗っ取られてるかも?な兆候あったんだけど実害ないしーて放置したのが良くなかったのは反省。これでこのメールの運用法もわかったし警察も警察沙汰にしてくれそうもないし、まあいいんだけど。

いやよくないよ。無課金だろうと数年それなりに育てたアカなんだよ。お前ら(盗んだヤツの見当はだいたいついてる)金目当てでちょっぱったんだろうけどな、こちとらゲームを楽しくプレイしてきた心持ちはプライスレスなんだよ積み重ねが台無しなんだよ金の問題じゃねーんだよ。それをまるっと失ったこの悲しみの責任どう取ってくれるんよ。
サブアカ(あえてニンアカ連携していない)で見てみたら盗られてから全然インしてねーし。ゲームが好きで好きでちょっといいアカ拝借して楽しみたかったんですデキゴゴロだったんですとかなら百万歩くらい譲って、しゃあない楽しく遊んでくれるんなら涙をのんで譲ってあげるよ、な気持ちにもなれるんですが。遊ぶ気ゼロのくせにゲームアカ盗むとかゲーマーなめとんのかゴラァ。

まあニンアカじゃなけりゃ盗られることもなかったんだろう、国際ブランドってのもクライアント側てきには考えものな。これからもオンゲで課金することないな、を決定づけた事件でありました。届きはしないけど長年お付き合いいただいたフレンドさんたちサンキューな、という念だけ送っておくことにしよう。届けラブラブフラーッシュ。

美しければそれでいいのか

ネタバレだって言ってるからね。

オロカメンが「センソーヲヤメロ オロカモノメ!」と言うとき、「喧嘩や訴訟があれば行って、くだらないからやめろ」と言うのではない。彼は「力なき正義は無意味だ」主義者であって、ドンパチで負ける側の者に対して「大義があったとしても負けると分かっている喧嘩をする奴は愚か者だ」と説いているのであるね。
そんなのは分かっていてもデロリンマンは正義を行い「それでも私は人を信じる」と言うのだ。オロカメンが徹底的なルッキズムをもってデロリンマンの外見を「醜い」と断じるのは、デロリンマンとは外見の他は全てが美しい存在であるのだと断言しているに等しい。その上でオロカメンは「美しければそれでいいのか」と問うのである。
が、当のオロカメンはといえば、鉄砲やら戦車やら爆撃機やらを持ち出してきてデロリンマンを殺害するなどの蛮行はしないのであった。彼もまた美しい存在であるのだ。度し難いね。
まあね、それ以上を追及しようとするなら勢いドンパチやら暴力装置やらに突っ込んでいかざるを得ず、真性の度し難い(昨今の情勢を鑑み、またレグ君を見習って決して定番の枕詞を付けずにこの単語を運用するわけですが笑)皆様は「そんな野蛮なもの見せてくるな聞かせてくるな言わせるな!あーあーキコエナーイ」を決め込むのよなあ。現実に人が死ぬわけでもないんだから、フィクションくらいは見ておいたらいんじゃないのかと。いざ直面した時グダグダになりそう。私は生物学的に女性ですが、それだけいっそう度し難い経験は多うございますのでして。
『少年時代』初めて見たけど、平成の小学生男子はこんなフィジカル体験してねえわなあと思うと共に、令和の男児達は体験せずに済まされないのかもなあとも思いました。藤子不二雄A先生のご冥福をお祈り致します。

たぬき社長はぐうの音もでない程の聖人です

『どうぶつの森』シリーズのたぬき社長は悪徳が栄えまくったオヤジであると言われがちです。まあ、わからないでもありません。「知らぬ間に借金背負わされてたー!?しかも複数だし!」あるあるなご意見です。だが待ってほしい。それは本当に借金と言えるんでしょうか?
 悪徳金貸しの定番といえば10日で1割ずつ利息が膨らむやつですね。首をくくるしかありません。これには同時に2つの条件がついております。
・利息がある
・期限がある
首をくくらにゃならんようになるのは、取立てが苛烈であり、かつ、時間が経過するほど返すに返せないスピードで借金が増えて行く場合です。しかしながら私、たぬき社長から利息取られたこともなけりゃ、今すぐ耳を揃えて返しやがれと凄まれたこともありません。できないんなら内臓売れだのマグロ漁船乗れだのも言われたことないんですよ。皆さんはありますか?ないんじゃありませんか。
また、奴のおカネの正体は葉っぱに過ぎない、お子さんがお店屋さんゴッコに使うこども銀行券と何が違うのか、化かされてるだけじゃねえか!というご意見もあるあるです。
しかしこれも通貨とは結局何かを知っていれば出てこないご意見ですよね。モノは何でも構わないけどおカネとして信用されているものが通貨たりえるのであり、事実たぬきの葉っぱでお買い物が出来ている以上、それは通貨に違いないのですなあ。皆さんだって何とかペイに貯まってくるポイントやらで支払いがちな人生な昨今と思われますが、それ元は何だったですか。お買い上げ時にお値段の何%だか付いてきて後から現金同様に使える何かを使用しているわけですけど、実体なんぞなくても通貨として通用しています。たぬきの葉っぱなんかモノがあるぶんは高級と言えるんじゃありませんか。そもそもゲーム内通貨なんてただの電子データなんですけどね。
ということで、たぬき社長は無罪です。むしろ聖人(あの世界ではどうぶつさん達はヒューマン扱いなので須くヒトとして扱うべきでしょう)と言って宜しいでしょう。考えてみていただきたい。利息もなしに大金どーんと投資してくれるような人、そんじょそこらにおられます?親などの身内ならあるかも知れませんが、今風に言えば親ガチャに外れちゃったら望みなしなのが現実です。
たぬき社長を悪く言う人は後を絶ちませんが、私は言いませんよ。んで貸してくれたもんは返さずに再投資を続けるのが資本主義社会における正義なのは明白です。
失敗して無一文になっちゃったら?もう1回借りて最初から稼ぎ始めればいいんです。たぬき社長なら貸してくれます。もともとそこらに落ちてる葉っぱですから。
んでもって、稼いでるうちに気付くことですが、最終的にはおカネは溢れてきて使い途なくなるんですよ。ゲームシステム的にはエンドコンテンツ不足ということで問題視されるところですが、現実におけるおカネというもののあるべき使われ方を明確にする点では意義のあることでしょう。
ゲームシステム上は存在しませんが、借金から始まったプレイヤーなら気付くべきです。死蔵するくらいならそのおカネ、どなたかに貸してあげたらいいんじゃないでしょうか。たぬき社長が貸してくれる理由もこれでわかりました。彼もそれを死蔵するのは勿体ないと思ったんです。

てな境地に至るまで行けたらいいですね、というゲームだと私は理解しておりますが、言うて作業ゲーなので、万人におすすめできるとまでは申し上げられないのが痛し痒しでございます。私は作業は苦にならないのでまだまだやるよ笑。
ていうかですね、返さなくていいんなら、たぬき社長も最初から「あげるよ返さなくていいよ」言えばいんじゃないのという意見は当然出そうなので一応言っておくと、それじゃプレイヤーが作業に邁進する目的がなくなってしまうんです。おカネ返さなきゃと思うから遊び暮らしたりせずに稼ぐのだ、というこれまた真理をたぬき社長はご存じゆえに、あえて借金と言っているんだね。やってるうちに作業好きに気付いたり貯金の楽しさに目覚めたりすれば続けるモチベーションになるし、稼がれたおカネがまた誰かに投資されることになるんだしね。
こういうのを本物のたぬきオヤジと呼ぶわけですなあ。私、そのようなオヤジを常時募集中ですので笑、いつでも借金させに来ていただきとうございますです。トイチはお断り。

Elona mobile 始めました

やれば確実に面白いのは分かってるのに10年以上やれてなかった『 Elona 』。イヤやってはみたものの都度ゴミ箱にぶっこむこと数知れず。原因はUIが無理なせいです。死にゲーやクズキャラ耐性はあるほうなので、自分の技量が足りず進行できないパターンね。
主にショートカットキーが覚えられないアホ頭がいかんのでありますが、慣れれば速いのわかっててもNanoから入っちゃったのでVimどうしても使えない勢とか一定数実在しますし、私だけがハマってた罠ではないはず。

何にせよ人を選ぶ作品なのは間違いありません。

それがこの度スマホ版が始まって、序盤チュートリアルあり手取り足取りだしUIも取っつきやすい仕上がりと聞きつけ、やれ嬉しやとやってみたらば、ついに!ボクニモデキタヨ!ヤッター!ショートカットボタン駆使しても階層深すぎが完全解決するわけでもないなど、ものすごく操作しやすいとはいえないものの、これまでのこと思えば全然快適モードですよ。

ということでまったり楽しんでおります。初心者にとっては覚えることがやたらに多いこのゲーム、最初からうまくいくわけないので、まず細かいこと気にせずにやって、何なら次の機種変タイミングで本腰くらいのノンキな構えでいます。それまでサ終されなきゃいいけど笑。ていうか私がモタモタしてる間に、歴戦の諸兄(笑うところです)はサラッとラスボス倒したりしてるからな。このゲームはストーリー上のラスボス倒せば終わるようなもんじゃないからラスボスとは言っていないけど(日本語)、今の私が倒せるわけないのだけはわかるんだぜ。諸兄には10年以上遅れ取ってますから笑。

それにしましても、どうやら中華人民にも廃人レベルの10年選手プレイヤーがいた(本作は中華制作運営)ことには驚きを禁じ得ません。まあ海外産ヴァリアントもあるし原作プレイヤーは軒並み廃人が通常運転なので、そう驚くには値しないのかもですが。ここまでの中毒性持ったタイトルも珍しいよね。

よい子の皆さんにはちょっと早い点はご留意ください。どうぶつの森みたいな家族ぐるみでできる安心安全タイトルなんかと比べるようなもんじゃありませんよ。そこをなくしてしまうと Elona じゃなくなってしまうしね。

グローバル化で人口増えたのは良いとして、歴戦の諸兄におかれましては改変点にご不満の向きもあるようですし(個々人でヴァリアントに好み出るって意味ではいつものことではあるな)、オンゲの常で結局重課金さんしか残らないかもなのは不安材料ではありますか。いつまでも日本サーバだけ仕様変えるなんて面倒なことやっとれんだろうし。

初心者さんは胸を借りるつもりでこれで慣れてから、本家に立ち返ってみるのもありそうです。やっぱUIで無理かもだけど。

ということで本日の結論は、ストーリーなんかなくてもいいけどUIとってもだいじ。でした。

作風とか作家性は、あります

コロナで各種コンテンツが無料で思い出したけど、ヤングキングアワーズが『TRIGUN』と『HELLSING』を同時に無料公開したことあったじゃんよ。おかげさまでこの2作品を同時に通しで読んだってわけだけど。筆谷芳行編集長が何故この2作品をチョイスしたか?つうお話します。珍しく漫画の話題ね。

先行作品は内藤康弘『TRIGUN』です1995年初出。掲載誌の月刊少年キャプテン廃刊のため、1997年にヤングキングアワーズにお引っ越ししたんですね。
で平野耕太『HELLSING』は1998年よりヤングキングアワーズで連載開始。

ここからは私の想像ですが。多分「平野は筆谷編集から『TRIGUN』と全く同じテーマを提示され、これで何か描けと言われた」のだろうと。これ「全く同じテーマで作られた作品が全く同じ作品となるか?」てな壮大な実験だったはずです。結果は明白、やっぱり同じものにはならんのですわ。

作風とか作家性ってそういうもんですよ。ねえ。

ワタクシ評価では、内藤は内面から湧き出る何かをぶつけ精神力削って一つの作品に長く打ち込むタイプ、たぶん本人いつ終わるか見えてない。平野は作画力の高さを武器に編集のリクエストも器用に折り込みつつ割と短いスパンで風呂敷たたむ、て感じかな(個人の感想です)。

みんな違ってみんないいね。というお話。

 

『まどマギ』復習の補足

これの補足です。
『まどマギ』をゲーマー脳が復習考察 -『マギレコ』アニメ化するんだってよ便乗企画-

『まどマギ』TV版がハッピーエンド言うてた輩が当時やたらにいた件につきましては、虚淵が「書くもの書くものハッピーエンドにならなさすぎて筆折ろうかと思ってる」てきな事を言ってたのが原因だろうとは思ってます。やめてもらっちゃ困るインサイダーによる慰留だわな。
ハッピーエンドならないのは作風とか作家性によるのでありますので、胸張って「俺の話はハッピーエンドになんぞならねーからな!」て言っとけば済む話なんだけどもまあ、本人としてはめちゃ困ってたのかもしれんわね。
私は何の利害関係もなけりゃ個人的に好きな作家て訳でもないから、いつやめてもらっても一向に構わんので慰留せんし、すなわち『まどマギ』TV版がハッピーエンドとかムリヤリ書く必要もないので、ふつーに分析させて頂いただけの話です。
もう少しマニアックつうか曲がった分析も書けるけど、本筋から外れた話題入れると焦点がブレるんでここでは入れてません。書いてないからって知らない訳じゃないじゃんよ、虚淵だってハッピーエンドの概念はわかってても書いたことないわけだしな笑。

星をみるひと復活!?

ちょっと奥さんお聞ききになりまして!?あの!『星をみるひと』が! 今さらSwitch 版が出るんですってよ!こいつは事件ですよ!

あまりにもびっくりしたのでやたらにびっくりマークが付いてしまいましたわ。

えー。そもそも本作品は『クソゲー』として名を馳せたものです。もうしょっぱなから無理ゲーで、最初の村が見つからないのがデフォという斬新すぎる開幕。システム面についてはおよそゲームとして成り立ってないというのが大勢の評価ですね。かといって進行不能バグ的なお話ではないので、絶対にクリアできないのではないところがまたイカしてるわけですが、最後までたどり着けた人は激しく根性と忍耐のある少数だけだったという、伝説級のクソゲーであります。

ところがストーリーや世界観設定の面におきましては評価ががらりと変わり、当時のファミコンRPGでは珍しかった、ディストピアもののハードなSFとして高評価を得ているというわけで。そもそもクリアできた人が少数だったために、そっち方面の良さというものも極く少数にしか知られていなかったのですが、あまりにもすげえストーリーだったため信者が発生、彼らがこれを強く広めた結果、「ストーリーは超いいのにシステムは超クソ」な作品として知られるようになったのですな。

そこまでなら割とあるお話なんですが、本作のすげえところは「二次創作どころか三次創作を展開せしめた」ところにあります。ファンが勝手に作ったリメイクゲームがありましてつまり二次創作というやつですが、それが良くできた作品だったためさらにその二次創作が作られた、つまり三次創作まで行ったというものです。同人ゲームでは作者以外の手でヴァリアントが作られることは割とある話なのでそう珍しくないとは言え、それはふつー同人ゲーの同人ゲーのことでありますので、大元が商業作品というケースは珍しいのでは。

ていうか色々危険だから「この作品の二次創作です!」と公言しないケースは多いんですが(公言しなくてもプレイしてみれば元作品はわかるからね)、これは公言しています。その意図は多分、クソいシステムのせいでこのすんばらしい設定とストーリーが世に出ないのは惜しすぎる、そうだシステムをクソじゃなくすればいいんだ!て考えて実行しちゃったんだわなあ。

もちろん著作権上はナニがアレですが、ファン活動としてはかなり度を越して熱意がなければゲーム一本完成させることなんてできないですから、これは『星をみるひと』の信者製造能力すごすぎるとしか申し上げようがないでしょう。プレイヤー達にそこまでの熱意を発生させる何かが本作品にはあったというわけで、その地力が買われて今回のリメイクと相成ったのでしょうなあ。

ていうか、この二次創作の作者さん元ゲームを最後までクリアできるような人材ですから、根性忍耐面ではかなり高レベルでいらっしゃるはずで。ゲーム一本完成させるくらいはそりゃできるでしょっていう話でもありますが。

逆に、それらの二次創作三次創作作品の存在がなければ、こんなクソゲーをマジにリメイクするなんてこと自体ありえなかったはずで、おそらく著作権者もそこに文句をつけることはないのではないかなと思います。取り敢えずファンによる2作品は今もネット上で健在ですので、興味のある方はダウンロードしてプレイしてみるといいっすよ。タダだし笑。

ていう経緯ですので、これリメイクというよりはベタ移植になろうかと。新しく作り直すんだから改良しよう、っていうのはもうファンが2度もやっちゃってるから、下手に改変するよりはクソだろうがミソだろうが当時そのままの状態を再現するほうがよさげ。今となってはもう誰もが最初の町の場所知ってるから迷う心配ないし。

それとも誰でも遊びやすく改変しちゃうんですかね?どっちにしろ二次創作三次創作のシステムをそのまま使うわけにはいきません、サガシリーズの戦闘システムまんまだからねえ。超能力ものつながりでサガを流用したんだろうとは思いますが、何度か申し上げています通りサガファンというのはファンというより信者の面が強うございますので、信者気質つながり的にもサガを用いたというのは諸々納得せざるを得ない所です。

そんなわけでレトロゲーなため今時の若い者がやるかどうかは未知数ですが、管理社会の闇を描いている点で現在の状況と似通った所がありますので、やってみると面白いとは思います。

余談ですが、当時は二次創作の制作中ずっとヲチってましたので、おーおーやってますな、と楽しく拝見していたのですが、後にこの作品制作がきっかけで、二次創作の作者氏と絵師さんがめでたくご結婚なさったなど。なかなかに味わい深いオチがついたものですなあ。

ナーシャか河津かの件

ファミコン版FFⅡのアルテマはなぜ弱かったのか?

 ↑これを読んで。

「ナーシャ伝説がまた一つ増えたか……」と最初は思ってたのだが、某掲示板の連中の意見は「ナーシャだろ」と「河津じゃね」で半々であります。

 ふむ。

 これが私の書いた「ぼくのかんがえたファイナルファンタジーの幻獣の仕組み」へのこっそり返答の一つと見るならば。まあはっきり書いちゃうとナニがアレだしねぇと言いつつ、私は河津秋敏であると断定します(個人の感想です)。外野は誰に気兼ねしなくてもいいので気楽に言っちゃう笑。完全に外野ですよ、ゲームのみならずオタク業界に関わったことは皆無です。

 確かにこの時代ならその気になれば、逆アセンブルもできないような仕込みしてゲーム内容をコントロールすることもできたかも知れないね。でもナーシャはそこまで強硬派ではない気がしますよ。イースターエッグ仕込む程度の茶目っ気はあるだろうけど、ストーリー本編にまで手を入れようとか、そこまでのこだわりはなさそう。そもそも RPG って何か知らんまま FF こさえてたらしいし。

 以前に『Sa・Ga』とは何かって定義は自分の中ではあると書いたと思うけど、実は定義は複数あってね。そのうちの一つは「河津がこさえたらサガ」てことなんだ。

 天才肌で作家性が漏れ出るタイプよな。『FF2』でも漏れ出ちゃったということかと。ちと癖が強すぎるため最前線にこそ出てこないが、根強いファンがつくので消滅もしないっていう作家。いるいる。

 それなりのブランドはあるから河津がいなくなってサガだけ作られ続けることもありうると素人さんは思うかも知れないが、ていうか3には河津関わってないわけだが、それもうサガじゃないってファンは思うよ。少なくとも私はそう思う。

 河津に関しては基本的にスペックは高いのと、FFの早い時期からのメンツだから人を見れる上司の采配でうまいこといったかなっていう。プレステ以降に出てきたとして同じように運んだかはちょっとわからないね。ノムリッシュスレの定型文においてはAさんの理想の上司みたいな立ち位置で描かれることが多いけど、実際はどうなのかねえ。こういうのが幻獣を生むんだよねえ。

 坂口は当時の社長が拾ってきたナーシャに「働いていただいた」経緯から始まり、天才を引っ張ってきて仕事させる天才として『FF』をこさえてきた人だから、才能としてはディレクション寄り。『FF』については坂口の作家性のコントロール下にあると言えるのは『5』が最後でしょう。『6』からは任せられるところは全部任せることにしたみたいだし、ディレクションした『10』までにしても「坂口がこさえたらFF」とはちょっと言いにくいところはある。でもサガは河津、これは間違いないわな。